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「SUITE FURNITURE (スイートファニチャー) 」が「2022年度グッドデザイン賞」を受賞

プロダクトデザイナー清水久和氏と協働して生まれた
板金製のスツール&サイドテーブル
 
株式会社日本ベネックス(本社:長崎県諫早市、代表取締役社長:小林洋平、以下:日本ベネックス)が製造・販売する「SUITE FURNITURE( スイートファニチャー )」シリーズが、この度、2022年度グッドデザイン賞(主催:公益財団日本デザイン協会)を受賞したことをお知らせいたします。
 

 新たな板金の可能性を追求しようと、長崎県諫早市に拠点を置く日本ベネックスは、1957年の創業以来、培ってきた精密板金加工技術をベースに、同市出身のプロダクトデザイナー、清水久和氏(S&O DESIGN株式会社)と協働した家具シリーズ「SUITE FURNITURE(スイートファニチャー)」を製作。清水氏にとっては、初の地元企業とのコラボレーションとなりました。

 SUITE FURNITURE (スイートファニチャー)のデザインコンセプトは、板金特有のシャープさをいかしながら、冷たい金属の印象を覆す有機的なデザイン。「美しさ」「使いやすさ」「耐久性」を妥協なく共存させることにこだわった結果、『一見シンプルな構造ではあるが、わずか2mmのスチール板を補強材を用いずに板金加工のみで実現した素材と製造方法を熟知した独創的なデザインを高く評価した。金属特有の冷たさを有機的な造形と柔らかなプロポーションで軽減しており、オブジェクトとしての美しさだけでは無くインテリアに馴染むようにデザインされている点も評価が集まった。有機的な曲線を板金加工で行うには非常に高度な技術が必要だが、その特性を熟知した本製品はこれまでの日本にはない新しいライフスタイルプロダクトとなるだろう。』と高い評価をいただきました。

 

【製品概要】

 スイートファニチャーシリーズは、無機的な鉄という素材を、デザインの力で有機的なあたたかいものに変換し、これまでの板金加工の常識を覆す、新たな試みで創りあげられました。スイートファニチャーは、鉄でありながら、そばに寄り添うような、かわいい存在であり、使う人にひと時の安らぎを与えてくれます。
製品紹介ページ https://www.eetal.com/
・SUITE STOOL ( スイートスツール ):29,800円 ※税込価格 
 カラー:ブラック、クリームホワイト、グリーン、レモンイエロー
 サイズ:W375×D310×H360㎜ / 材質:スチール / 重量:約3.6㎏ / 耐荷重:100㎏

・SUITE TABLE ( スイートテーブル ):49,800円 ※税込価格
 カラー:グレー、クリームホワイト
 サイズ:W370×D438×H600㎜ / 材質:スチール / 重量:約10.5㎏ 

 ■デザイナー:清水久和 (S&O DESIGN株式会社)

 S&O DESIGN 株式会社代表取締役/プロダクトデザイナー。長崎県諫早市出身。キヤノンのデジタルカメラ「IXY Digital」のチーフデザイナーとしてプロダクトブランディングを牽引。ドイツiF 賞やグッドデザイン賞を多数受賞。2012年S&O DESIGN設立。新たな3Dデザイン手法「コンティニュアス・デザイン」の実践・教育。日常の取るに足らないものにスポットライトを当てるデザインリサーチ「愛のバッドデザイン」ワークショップや、瀬戸内国際芸術祭への参加など、多彩な活動が注目されている。桑沢デザイン研究所・東京藝術大学非常勤講師。

【グッドデザイン賞とは】 

 1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。

http://www.g-mark.org/

 

【「EETAL(イータル)」プロジェクトについて】 

 EETALが追求していくのは、“新たな板金の可能性”です。これまで培ってきた精密板金加工のモノづくりの道にこそ、未知を見出してみたい。そんな想いを持った職人と、斬新なアイデアを持つクリエイターの融合。何のためのどんなものになっていくのか——誰も知らない板金のカタチを表現するプロジェクトです。

https://www.eetal.com/

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